「小規模検査室の外部精度管理調査の現状と今後の課題について」

　「医療法等一部を改正する法律」が2018年12月1日から施行され、医療機関が自ら検体検査を実施する場合、内部精度管理の実施、外部精度管理調査の受検、適切な研修の実施等の基準が設けられ、その施行に際しては努力義務化されてきています。
　外部精度管理調査は、日本医師会や日本臨床衛生検査技師会が主催し長く続けられてきていますが、広範囲の検査項目を網羅する大規模調査であり、診療所・クリニック等の小規模検査施設には必ずしも適しているとは言えず、参加状況も低いのが現状です。
　そこで、今回のシンポジウムでは総合テーマとして「小規模検査室の外部精度管理調査の現状と今後の課題について」を企画し、第一部では「外部精度管理調査における現状と課題」、第二部では「小規模検査施設の外部精度管理調査事業に関する計画」と「第2回新型コロナウイルス核酸検査の外部精度管理調査：小規模検査施設を含む」の講演を計画しました。
　国内外で主導的な役割を果たしている先生方にお集まりいただき、情報交換すると共に、多くの臨床検査関係者と小規模検査室の外部精度管理調査の現状と今後の課題について議論したいと考えています。
　なお、コロナ禍でありますので、会場は175名収容可能な会場を確保していますが、
感染症防止対策として、約100名弱の参加者に限定いたします。参加申し込みをされても参加者が多い場合は、参加出来ない場合があります事をご了承くださるようお願いいたします。
　また、感染症防止対策として、受付には体温計、消毒用アルコール等を設置すると共に、参加者のマスク着用、窓の開放等を実施する予定ですので、参加者の皆様方にはご協力をお願いいたします。

令和3年度日本臨床検査標準協議会（JCCLS）シンポジウム

■主　　催：公益社団法人　日本臨床検査標準協議会
■後　　援：一般社団法人　日本臨床検査薬協会
　　　　　　一般社団法人　日本分析機器工業会
　　　　　　一般社団法人　日本衛生検査所協会
■開催日時：令和4年6月29日（水）13：00～15：00
■開催場所：エッサム神田ホール2号館　4階会議室
　〒101-0041東京都千代田内神田3-24-5　TEL:03-3254-8787
　JR神田駅北口徒歩3分、東京メトロ銀座線神田駅5番出口徒歩1分

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■会費：1,000円

お申込み

申込は終了致しました。

令和３年度JCCLSシンポジウムプログラム

「小規模検査室の外部精度管理調査の現状と今後の課題について」

■プログラム

開会挨拶：高木　康（JCCLS会長、昭和大学名誉教授）

第一部
司会　高木　康（JCCLS会長、昭和大学名誉教授）

講演１（13;05～13：35）
「外部精度管理調査における現状と課題」
畠　伸策（厚生労働省医政局地域医療計画課医療関連サ－ビス室　室長補佐）

――休憩（13：35～13：50）――

第二部
司会　濱崎　直孝（JCCLS常任理事、九州大学名誉教授）

講演2（13：50～14：20）
「小規模検査施設の外部精度管理調査事業に関する計画」
高木　康（JCCLS　会長、昭和大学名誉教授）

講演3（14：20～14：50）
「令和3年度厚生労働省事業 新型コロナウイルス感染症のPCR検査等にかかる精度管理調査業務:小規模検査施設を含む」
宮地　勇人（JCCLS常任理事、新渡戸文化短期大学副学長）

閉会挨拶： 濱崎　直孝（JCCLS常任理事、九州大学名誉教授）