JCCLS 特定非営利活動法人 日本臨床検査標準協議会  
HOME 活動支援団体について JCCLSとは 事業活動 承認文書 承認過程の事項 関連団体へのリンク  
       
専門委員会報告    
       
 

認証委員会

 

1.平成20年度・21年度委員

認証委員会

         
  氏名(敬称略) 所属 選出母体
委員長 細萱 茂実 山梨大学医学部附属病院検査部 日本臨床衛生検査技師会
顧問 今井 秀孝 (独)産業技術総合研究所 (独)産業技術総合研究所
委員 桑 克彦 筑波大学大学院人間総合科学研究科臨床医学系 日本臨床検査自動化学会
委員 高津 章子 (独)産業技術総合研究所 (独)産業技術総合研究所
委員 石橋 みどり 慶應義塾大学病院中央臨床検査部 日本臨床検査医学会
委員 美崎 英生 (株)カイノス 日本臨床化学会
委員 柏木 厚典 滋賀医科大学内科学講座 日本糖尿病学会
委員 家入 蒼生夫 獨協医科大学臨床検査医学 日本内分泌学会
委員 松野 一彦 北海道大学大学院保健科学研究院 日本検査血液学会
委員 鈴木 博正 富士レビオ(株) 日本臨床検査薬協会技術委員会担当理事
委員 小林 隆 栄研化学(株) 日本臨床検査薬協会技術委員会
委員 間部 杉夫 オリンパス(株) 日本分析機器工業会医療機器委員会
委員 藤橋 和夫 (NPO法人)日本臨床検査標準協議会
(NPO法人)日本臨床検査標準協議会事務局長

2.コリンエステラーゼ(cHE)標準物質

(1) r-CHEについて、標準品を作るべく市販キットによる反応性評価を行ったところ、乖離するキットがあった。 r-CHEの特性の問題と判断し、若干の組成を変更したが、同様に乖離する結果が認められた。このことから、現状ではr-CHEをERMに用いることができなくなった。

(2) ERMの設定
 1)世界的にCHEをルーチン的に測定しているのは日本だけである。
 2)現行のJCERMに添加すると、全項目の安定性等再検討する必要が出てくる。
 3)CHE勧告法が発表されてから時間が経過している。特にr-CHEにこだわる必要はなく、血清ベースでも問題はない。
 4) r-CHEの開発は続けるが、すべてのキットに適用できるものを準備にはさらに時間がかかる。
 5)今回のCHE (Lot OOl)については、ヒト血清添加を基本とし、 CHE単独の標準品とする。
 6)規格について物理化学的性状は、JCERM(Lot OO4)のものを適用する。活性濃度は基準範囲上限(370U/L付近)であることから400-600U/Lとし、1濃度、バイアルあたりの容量は1-3mL、形状は原則として液状凍結品、安定性試験の結果は認証後1年以上を有することとする。
以上の条件に基づき標準物質の規定に従った公募する。規格表など必要資料を準備し、臨薬協主催でメーカー説明会を開催する。公募した結果から、1種類に選定する。その為の選定規準は以下とする。
 ・日本国内での使用を優先と考え、形状は、液状凍結、凍結乾燥いずれでも構わないが、できれば液状凍結が望ましい。
 ・提供会社が品質管理を行い、継続供給の能力など維持管理能力のある会社。 (原材料は輸入であっても国内製造が望ましい。完全輸入品でも販売会社で維持管理ができればよい。
 ・添加酵素の起源はヒト血清、ヒト臓器とする。
 ・候補品の反応性評価を行い、反応性が±5%以内であるもの。
 ・融解後(使用時までの)安定性などの諸条件を考慮し、判断する。
 ・将来的にわたって安定性を継続検討し、期限延長できる体制であること。
 ・融解後の安定性を追加する(開封後ではなく、融解後使用までの安定性)。
 ・新たに作成したものでも、現行の市販品(コントロール含む)でも構わないが、国内流通ロットとは異なるものとし、 CHE認証品として別管理できるものとする(プロモーションには使用しない事を取り決める)。
 ・JCTLMへのノミネーション作業に協力できること(データの開示、英文化)。
 7)コリンエステラーゼ用標準物質の性状規格案
 8)JCERMロット変更時作業一覧
 9)JCERM (Lot OO5)認証値と不確かさの設定手順について

3.ERM (Lot OO5)の設定

(1)現状の出荷状況は120本/月(SRセンター販売)である為、最終在庫が2005/05の予想(全国レベルのサーベイ開催時期と重複しないように考慮する必要がある)。
(2)値付け共同実験は、2005/01が必須。備付けに150本程度の確保が必要。
(3)最大製造供給量としては4680本(出荷量130 vials/Montbで3年と考える)。
(4)作業はLot OO4と同様に実施する。共同実験は2005/1半ば頃。共同実験参加施設はLot OO4時と同じ施設へ依頼する。
(5)設定手順の中で、用手法施設を追加し、各項目8施設/1日測定とする。現行参加施設各施設に3項目をお願いし、九州大学、慶応大学、熊本大学、 HECTEF、旭化成を追加する。また、現行ロットも3バイアル測定とする。これにより・2日間測定をラボ数を増やすことで1日測定とし算出上、代行する(各項目1日で3日間測定でも可)。
(6)自動化法施設数は従来の施設へお願いする。
(7)総必要本数(概算) Lot OO4=170、Lot OO5候補品=230本、
(8)試薬調製依頼について、11月中に各メーカーへ依頼する。
(9)ラベルに発売元として、「(中法) HECTEFスタンダードレファレンスセンター」を追加する。
(10)バイアル間差については、製造元とHECTEFにて実施する。旭化成とHECTEF・SRセンターにて調整する)。
(11)頒布開始後、値付け共同実験協力施設に対しては、お礼状、認証書、ロット5を送付する。また試薬の供給協力を頂いた試薬メーカーに対しては、実費(人件費を除く)を支払う(物納、金納のいずれか)。

4. IFCC法によるAST及びALT、ALPのERMの設定

(1)海外向けに実施する。時期はLot OO5の作業終了後とする。
(2)最低のLab数で2日間、3vialで設定可能かどうか。
(3)ERM中に添加しているPALPについて、現行ロットでは完全にはホロ化していない(アポが存在する)。 PALP添加量を変更すると基礎データの取り直しが必要となる。PALPは安定化剤として考え、現行どおりとする。

5.ERMの名称の変更

酵素標準物質に対してERMを用いてきたが、昨年EUでERMが商標登録された。
ERM : European Reference Materials(IRMM, NPL, BAM)
例えば、血漿蛋白標準品のBCR CRM470はERM-DA470になった。
したがって、国際的にはJCCLSのJCERMは別の名称にする必要がある。
案としてJCCLSでの認証標準物質は、系統番号で扱うこととし、例えばJCCLS CRMOOOとし、1番台は酵素用、10番台は電解質用、20番台は糖用、30番台は脂質用、40番台は含窒素用、100番台はHbAlc用、110番台は血液ガス用などが予定される。
なお、将来的には、JCCLSの認証標準物質は、NMIJ(National Metrology Institute of Japan:計量標準総合センター)扱いにする必要がある。

 
   
  日本臨床検査標準協議会
お問い合わせ サイトマップ プライバシーポリシー 著作権について
Copyright 2006 Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards. All rights reserved.